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東京外装メンテナンス
協同組合
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山栄第3ビル204号室
TEL:03-5817-6977
FAX:03-5817-6978
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東京外装メンテナンス協同組合メールマガジン -第110号- |
2018-05-16 |
お知り合いの方々にお送りしております。
今回のメールマガジンは新規投稿ブログより
ブランコ作業の法制化
3月9日付のブログでは、平成28年1月1日から施工されたロープ高所作業における危険防止の為の規定3までお話しいたしました。
今回は4の作業計画から考えてみましょう。
<作業計画(安衛則第539条の5)>
事業者は、ロープ高所作業を行うときは、あらかじめ、前条の規定による調査により知り得たところに適応する作業計画を定め、かつ、当該作業計画により作業を行わなければならない。
一 作業方法と順序
二 作業に従事する人数
三 メインロープとライフラインを緊結するためのそれぞれの支持物の位置
四 使用するメインロープ等の種類と強度
五 使用するメインロープとライフラインの長さ
六 切断の恐れのある箇所と切断防止措置
七 メインロープとライフラインを支持物に緊結する作業に従事する労働者
の墜落による危険を防止する措置
八 物体の落下による労働者の危険を防止するための措置
九 労働災害が発生した場合の応急の措置
これらはそれぞれ以下のような意味合いになります。
(一) 作業方法と順序
事前調査に基づき作業手順書を作成し、人員配置や役割分担及びスケジュールを作成し伝達する。
(二) 作業に従事する人数
作業員の経験や知識を勘案し、地上保安要員を含めた人数を作業手順書に記載する。
(三) メインロープとライフラインを緊結するためのそれぞれの支持物の位置屋上などの「支持物の位置」は必ずしもブランコ作業に良い位置にはない。安全で容易な取り元を明確に表示しておく必要がある。
(四) 使用するメインロープ等の種類と強度
ロープの素材や種類は様々なものがあるが、適切な強度を持ったロープの選定を行う。これは自主的に選定できるので最良のものの選定が可能だ。
(五) 使用するメインロープとライフラインの長さ
一般的には45m〜50m程度のものが、大体10階建て前後の建物を想定して使われている。最近は常設ゴンドラのない超高層の建物が多いので、100m以上のロープを使うこともある。
(六) 切断の恐れのある箇所と切断防止措置
ロープはどんなに強度があっても鋭利な角には弱いので、養生は片手までなく本格的なものを準備したい。置き型養生はパラペットなどに使い、巻き付け型養生はセットバックなどの角当てに使われる。出来るだけ建物に合わせた専用養生を作成するのが望ましい。
(七) メインロープとライフラインを支持物に緊結する作業に従事する労働者の墜落による危険を防止する措置
ロープは一箇所で作業するものではなく、次々と移動して行くものであるから安全に移動ができるスペースと落下防止措置が施せるものが必要である。窓ガラス清掃を想定した屋上作りはされてないので、多くは安全確保に大変困難な場所が多い。
(八) 物体の落下による労働者の危険を防止するための措置
ヘルメットの着用や作業範囲の安全確保の為、立ち入り禁止区域の措置を講じる必要がある。
(九) 労働災害が発生した場合の応急の措置
人命尊重を最優先し被災者を救出する、または救急車を手配する。全ての作業は一旦中止する。
つづきは こちら から読むことができます。
東京外装メンテナンス協同組合
http://garakuri.com/index.php
投稿者T.H
よろしくお願い申し上げます。
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